経済理論

雑談でも活きる!33の経済理論で教養を身に着ける

会社で働いてお金をもらう、これも経済活動の一環です。

自分が歯車の一つであるにもかかわらず、経済のことってよくわかっていないのが実情だなと。

大学で経済を学んできていればまだしも、そうでない場合ってしっかり勉強する機会がないとAという事象が起きたからBになる、ということが理解できなかったり。。

得意先で分からない言葉の話題がでてきて、知ったかぶりすることあってそれがばれてきまづくなったり。。

新聞を読んでいてもクエッションマークがでてきて読み進められなかったり。。

今回はそんな悩みを解消して雑談が楽しくなる、「教養として知っておきたい33の経済理論」をご紹介します。

人は得することより損することによる恐怖が勝る

筆者によると、数多く生まれた経済理論の中には当たっているものと違うなというものがあるとのこと。

この本の著者は元国税調査官の大村大次郎さんです。つまり、経営者の会社や家に赴き申告した所得が合っているのかを調査してきた方。税務官の立場で税金を少しでも安くしようとしている経営者によく出くわしたとか。

税金=リスクと捉えていて、リスクを減らすために売上を伸ばすよりも税金を安くする方に力を入れてしまっているんですね。気持ちはわかりますが、それでは経営者としてなんだか本末転倒に思いますが。。

これは損失回避の法則という経済理論の一つです。著者は自分の実体験から、「この理論は当たっている!」と感じたとか。

一方当たらないなという経済理論はシュンペーターの景気循環の理論。

不況は好景気の準備段階とシュンペーターは論していますが、筆者の大村氏はバブル崩壊後の日本はそんな生ぬるいものではなかったとしています。

確かに、バブル崩壊後徐々に株価は戻ってきていますが、バブル時の株価にはいまだ及ばず、景気が良いとも感じません。

アメリカのダウ平均指数はずっと右肩上がりなので、日本とアメリカで違うということもあるかもしれませんが。

このように、理論と体感の違いも本で解説されていますので、読者は理論だけではなく筆者の経験も交えながら「経済」を自分の中に落とし込むことができます。

『33の経済理論』について

本の構成

第1章 今日から使えるお役立ち経済理論

第2章 顧客の心理を読み解く経済理論

第3章 歴史を変えた経済理論

第4章 大人として知っておきたい経済理論

第5章 現代世界を動かす経済理論

著者 大村大次郎

1960年大阪府出身で、国税専門官として10年間法人を担当されています。

退職後は経営コンサルタントとして活躍されており、その傍らでビジネス本や税金に関する本を執筆されています。

最近は元国税の芸人の方がいらっしゃったりで、税金についてをわかりやすく伝えてくださる方が多くて一般人としては助かりますよね。

知識を必要だけど、難しく書いてあると理解するまでに放り投げてしまいますもんね。

書籍情報

2020年5月初版

㈱彩図社発行

定価1300円+税

この本がおすすめな方

  • これから社会人になる方
  • 雑談のネタに困る方
  • 経済の本質を理解したい方

経済の成り立ちがわかる一冊、これで知ったかぶりを卒業

今まで何となく、「MMT」ね「資本主義の成り立ちね」とか言っていたのが、この本を読んですっきりしました。

全てのことに共通して言えることですが、どんなことも成り立ちに込められた理由や意味を理解すると、考え方にも応用ができて他に転用もできるようになります。

そしてただ反対をする、ということからも解放されますよね。例えば法律なんて最たるもので、立法趣旨を知っているのと知らないのとでは考え方が変わってきます。

分かっていないのに、税金高い!払いたくない!とだけ言うのはおかしな話ですよね。

わたしもこの本で経済を知ることができました。明日からは会社や取引先で面白いトークを繰り広げられるようになっていると思います、きっと。